旧日本軍のトーチカを発見=“中国侵略のまぎれもない証拠”と当局―広東省珠海市

Record China    2009年3月30日(月) 14時49分

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26日、広東省珠海市にある三竈村は、日中戦争時に旧日本軍が占領し、軍用飛行場を造った場所だ。ここで77歳の老人が旧日本軍のトーチカを発見した。地元当局は国家文物局への報告準備をしている。

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2009年3月26日、広東省珠海市にある三竈村は、日中戦争時に旧日本軍が占領し、軍用飛行場を造った場所だ。ここで77歳の老人が旧日本軍のトーチカを発見した。地元当局は国家文物局への報告準備をしている。29日付で羊城晩報が伝えた。

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発見したのは地元の老人、陳福炎(チェン・フーイエン)さん。村にある観音山の中腹で、草木に囲まれた人目につかない場所にあるトーチカを発見した。高さ約2m、直径4m前後の円柱型だ。機関銃を発射するための小さな銃眼が開けられており、その下には錆びた鉄パイプがむき出しになっている。「このパイプは空洞で機関銃を固定するためのもの」と陳老人は説明した。

陳老人によれば、旧日本軍は1938年、当時は島だったこの地に軍用飛行場を建設。その周りに複数のトーチカを建て、飛行場を守った。100機以上の戦闘機が常駐し、広東省広州市、香港、マレーシアなどを攻撃するための重要な拠点になっていたという。

地元当局はこの発見を「旧日本軍が中国を侵略したまぎれもない証拠」として、詳しい鑑定を行っている。近く国家文物局に報告する予定だ。(翻訳・編集/NN)

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