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中国メディアの澎湃新聞は4日、東京ビッグサイトで開催中のジャパンモビリティショーを取り上げる記事を掲載した。写真はカローラコンセプト。
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中国メディアの澎湃新聞は4日、東京ビッグサイトで開催中のジャパンモビリティショー(JMS)2025を取り上げ、「バッテリー式電気自動車(BEV)が出展各社のブースのセンター(最中央の位置)を占めるようになった」とし、「日本市場もついに電動化に屈するのか」とする記事を掲載した。
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記事はまず、JMS2025について、「年内最後の大規模な国際モーターショーであり、日本の自動車メーカーがこぞって出展している。2年前の電動化への様子見姿勢とは異なり、今年は各社が電動化に本腰を入れているようだ」と伝えた。
記事は、会場では中国のEV大手、比亜迪(BYD)が日本市場向けに導入する軽自動車規格のBEV「RACCO(ラッコ)」や、世界で最も売れている車であるトヨタ「カローラ」のBEVにも対応するコンセプトモデル、ホンダのBEV、0(ゼロ)シリーズ、スズキの軽乗用BEVコンセプトモデル「Vision e-Sky」などがメディアと一般来場者の注目を浴びていたと紹介した。

記事は、「世界4位の自動車市場である日本のEV移行はとても特殊だ」とし、ハイブリッド車(HEV)が主流で、BEVの浸透は進んでいないと指摘。英調査会社JATOダイナミクスによると、BEVの市場シェアは2019年がわずか0.5%で、23年は2.2%だったものの25年上半期(1〜6月)には1.3%にまで低下し、先進国で最低だと紹介した。
記事は、「日本市場では電動化が進まない中、BYDや米テスラ、韓国のヒョンデなどが市場浸透を加速させている。しかし依然として日本ブランドが優勢であり、BEVの普及率を大幅に上昇させるには、日本ブランドによるBEV投入が鍵となる」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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