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日本を旅行したという中国人女性がこのほど、SNS上に「日本の駅員さんに感動させられた」との手記を投稿した。
日本を旅行したという中国人女性がこのほど、SNS上に「日本の駅員さんに感動させられた」との手記を投稿した。以下はその概要。
今日は三重県鳥羽市に行って真珠を買おうと思った。早起きして、午前7時12分にホテルを出発した。(大阪の)肥後橋から計3回乗り換える旅程だった。最初の2回は順調だった。特急券を買ったのに準急に乗ってしまって少しお金を無駄にしてしまったけど(笑)。
でも、鶴橋に着いた時、賢島行きの列車が見つからなくて少し戸惑った。上階に上がって係員に聞くと、下の階だと言われた。でも大きな電光掲示板には自分が調べた時間の列車が表示されていない。5~6分ほど悪戦苦闘した後、別の掲示板を見ると、(目当ての列車は)12分後に出発することが分かった。
ただ、それに乗るには追加で切符を購入する必要があるようだった。日本では乗車券のほかに特急券が別途必要な場合がある。自動券売機だと間違えそうだったので、駅員さんに直接お願いすることにした。対応してくれたのは細身で背が高く、優しい顔つきのおじさんだった。
翻訳アプリを使って「三重県の鳥羽に行きたいです」と伝えると、「鳥羽」と繰り返しながら、私に日本語で話しかけてきた。きちんと理解できていなかったけど、間違ってはいないようだったので「OK」のジェスチャー。駅員さんは切符を渡す時に、乗車時間、ホーム、座席を一つひとつ教えてくれた。
切符を受け取り、そのままホームで列車を待っていると、彼が突然窓口の戸を開け、私の切符をもう一度確認しながら日本語で何かを話した。ジェスチャーから察するに、私が立っているホームが切符と合っているか確認してくれていたようだった。間違いはなかった。彼は笑いながら自分の頭をポンとたたいた。私は笑顔でお辞儀をして「ありがとう」と言った。
列車が来たので私は乗車した。席に座ると、彼がまた窓口を開けているのが見えた。おそらく私が無事に乗車できたかを確認していたのだろう。日本の駅のおじさんの優しさに感謝したい。(翻訳・編集/北田)
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