高速鉄道で迷惑に耐えかね「子ども嫌い」とiPadで表示、母親「嫌なら出てけ」と子どもに言わせる―中国

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中国・江蘇省南京市を走る高速鉄道車内で、子どもをめぐるトラブルがあった。資料写真。

中国・江蘇省南京市を走る高速鉄道車内で、子どもをめぐるトラブルがあった。中国メディアの解碼新聞が29日に報じた。

記事によると、騒動があったのは南京発長沙行きの列車。目撃者によると、窓側の席で母親に抱かれて座っていた男児が2時間近くの間、繰り返し通路側の席の女性を蹴っていた。女性は我慢していたが耐えられなくなり、iPadに「私は子どもが嫌い。私に触るな。(子どもを)管理できないなら連れ出すな」との文字を表示して、座席のテーブルの上に見えるように置いた。

すると、これを目にした男児の母親はスマートフォンに「私が一番嫌いなのは素養のない人。気に入らないなら出て行け」と入力し、男児にそれを読み上げさせた。両者は口論に発展し、女性は泣き出してしまった。最終的に乗務員が仲裁して、席を交換する対応を取ったという。

中国のネットユーザーからは「完全に母親の問題」「この子にしてこの親あり、だな」「彼女はただ(iPadに)注意を書いただけで誰にも迷惑をかけてない。子どもは騒ぎまくって車両全体に迷惑をかけている」「ちょっと騒いじゃうくらいなら分かるけど、ずっとぶつかってくるのは耐えられない。しかも謝罪もなし」「ずっと蹴ってくる子どもがマジで嫌い。何度も遭遇したことがある」「もう子ども専用車両を作って子連れは全員そこに乗せろ」といった声が上がった。

また、解碼新聞が「女性が高速鉄道で『子どもは嫌い』と言い、子どもの母親に泣かされる」と報じたことについて、「このタイトルはおかしい。ポイントは子どもが2時間も蹴り続けたことで、女性は仕方なく声を上げたに過ぎない」「自分は小さい子どものママだけど、このタイトルを見たら子ども嫌いの人が問題を起こしたように思ってしまう。でも、実際はずっと迷惑を被ってたんじゃないか。親のモラルの問題」などと指摘するコメントも散見された。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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