韓国の学生は「人間性に欠ける」、世界で初めて育成科目を義務化―中国紙

Record China    2015年1月3日(土) 6時11分

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31日、環球時報(電子版)によると、韓国の教育界では学生の「人間性の欠如」が問題となっており、人間性を高めるための関連法や授業の義務化が決まった。写真はソウルの街角に掲示されたセウォル号事故の犠牲者名簿。

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2014年12月31日、環球時報(電子版)によると、韓国の教育界では学生の「人間性の欠如」が問題となっており、人間性を高めるための関連法や授業の義務化が決まった。

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旅客船「セウォル号」沈没事故で船長ら乗組員が人命救助を放棄して逃げ出したことを受け、韓国政府は国民の「人間性の欠如」を問題視。同様の事件の再発防止を狙う「人間性教育振興法」が成立。小中学校で「人間性」の育成科目を必修とし、「世界で初めて人間性の育成教育を義務化した国」になることを目指している。

韓国のテレビ局YTNがこのほど実施した世論調査によると、回答者の42.6%が「韓国社会は安全ではない」と答えた。「校内暴力が深刻だ」とした回答者は52.3%に達した。韓国行政研究院の調査結果によると「校内暴力が国民を最も不安に感じさせる要素だ」とした人は72%に上った。

韓国慶熙大学が中学生を対象に実施した「人間性測定テスト」によると、「人間性が良好」とされた生徒の割合はわずか21.3%。「人間性が足りない」とされた割合は45.6%に達した。(翻訳・編集/AA)

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