韓国の原子力発電建設現場でガス漏れ事故、3人死亡=最近のサイバー攻撃とは無関係―韓国メディア

Record China    2014年12月27日(土) 13時8分

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26日、韓国の原子力発電所建設現場でガス漏れ事故が発生し、安全管理担当者3人が死亡した。資料写真。

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2014年12月26日、韓国の原子力発電所建設現場でガス漏れ事故が発生し、安全管理担当者3人が死亡した。発電所側は、最近問題になっている原発へのサイバー攻撃とは無関係で、放射性物質の漏れなどもないと説明している。27日、韓国・聯合ニュースの報道をもとに中国広播網が伝えた。

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窒素ガス漏れ事故が発生したのは、蔚山市の新古里原発3号機建設現場。26日午後5時過ぎ、現場に倒れていた3人は直ちに病院に運ばれたが、発見された段階ですでに窒素を大量に吸い込んでおり、心肺停止の状態だった。また、別の作業員1人も窒素を吸い込んだが、しばらく休息した後に正常に回復した。

今回の事故は、サイバー攻撃や内部文書の流出など、深刻な問題が相次いで発生している原子力発電所に関連する事故だっただけに、各方面から大きな注目を集めた。「反原子力発電グループ」を名乗るネットユーザーは、25日から一部の原子力発電所の運行停止を求め、停止しない場合には破壊的な攻撃を加えると予告していたため、多くの人がこれと結びつけ、不安を感じたことは間違いない。

韓国国民安全処は事故を受け、3号機は2015年から運行予定のため、放射性物質の漏れとは関係がないと説明。検死を担当した医師も事故と放射性物質とは無関係であると証言した。警察と消防本部が現在、事故の詳しい原因を調査している。(翻訳・編集/HA)

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