Record China 2014年12月29日(月) 8時19分
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26日、第二次世界大戦で旧日本軍の捕虜となった米国人を描いた、アンジェリーナ・ジョリー監督の映画「アンブロークン(原題)」に対して、米紙が辛辣な批評を掲載した。資料写真。
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2014年12月26日、第二次世界大戦で旧日本軍の捕虜となった米国人を描いた、アンジェリーナ・ジョリー監督の映画「アンブロークン(原題)」に対して、米紙が辛辣な批評を掲載した。
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ニューヨーク・ポストは23日、アンジェリーナ・ジョリー監督の『アンブロークン』について「意味のない拷問マラソン」と評した記事を掲載した。全米で25日から公開された同作品は、日本軍の捕虜となった元五輪選手のルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いたもので、日本兵による米兵への凄惨な虐待シーンが含まれている。同紙は、「日本兵から繰り返し虐待を受ける主人公は受け身な人物像として描かれており、彼の唯一の目標は次に受ける虐待を生き延びることであり、監督の唯一の目標は彼に血を流させることだ」と述べている。
また、日本兵に命令された主人公は衰弱しているはずの体で重い角材を長時間持ち上げ続け、ほかの捕虜たちは作業の手を止めてその様子を感嘆の眼差しで眺めている場面について不自然さを指摘している。衰弱した捕虜が長時間、角材を持ち上げられるはずがなく、ほかの捕虜たちが作業の手を止めていることを日本兵が許したはずがないだろうと述べている。だが、アンジェリーナ・ジョリーの作品だから、筋が通っているかどうかに疑問を投げかけるのはやめようと皮肉まじりに述べ、音楽と映像は素晴らしいと評している。(翻訳・編集/Yasuda)
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