2014年12月24日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、日本の小学生の通学と中国の小学生の通学を比較する投稿があった。

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投稿者は、「日本では、どんなに金持ちの子供であってもスクールバスに乗って通学する。間に合わなかった時でも、休むかバスやタクシーで登校し、家の人に送ってもらうことはしない。それは、家の人に送ってもらったことが友人に分かると、羨ましがられるどころか、逆にバカにされるからだ。家族であっても人に頼るのは無能であることの証しになるからだ」と紹介した。

中国では、親が子供を学校まで送り迎えをするのがごく普通のことであり、これ見よがしに高級車で乗り付けるケースも少なくない。それで投稿者は、日中の価値観の違いを強調しているが、これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「でも、ちびまる子ちゃんの中では、花輪くんが高級車で通学しているのをみんな羨ましがっていたよね」

「『家の人に送ってもらったことが友人に分かると、羨ましがられるどころか、逆にバカにされる』っていうのはどう考えても信じられない」

「ポイントは俺たちのスクールバスはいったいどこにあるのか、ということだ」

「中国の場合、まずは日本のようなスクールバスを準備してから、この問題について話し合うべきだ」

「価値観の教育失敗は、民族全体の悲哀だな」

「これでは100年後に再び日中戦争になってもまたひどい目に遭いそうだ」

「中国の親は子供を自立させたくないわけではない。1人で登校させたら誘拐されてしまうかもしれないのだ。自立できる環境がないのが問題だ」

「権力と金。中国人が信じているのはこの二つだけ」（翻訳・編集/山中）