福島第1原発、4号機の燃料取り出し完了「みんなのツナサンドの中に…」「東京電力よ、遅すぎる」―欧米ネット

Record China    2014年12月24日(水) 15時49分

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22日、東京電力は福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを完了したと発表した。欧米メディアでも報じられたこのニュースに、欧米のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2014年12月22日、東京電力は福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを完了したと発表した。欧米メディアでも報じられたこのニュースに、欧米のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

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AFP通信などは20日、東京電力が福島第1原発4号機の燃料取り出し作業が完了したと発表したことを報じた。4号機からの放射性物質の新たな拡散などの危険は減ることになるものの、1〜3号機の作業にはまだ着手できていないという。廃炉作業が完了するまでには数十年かかるとみられている。この報道に、欧米のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「ようやく始まった。ゆっくりだが、それでもスタートした」

「原発で起こったこと、あるいは起きていることに関するニュースは注意深く読み取らなければいけない。否定的な報道をしたメディアは起訴されるかもしれないからだ。福島の原発に関してはそれが法的な扱いとなっている」

「この原発問題が人類に及ぼした損害は、今世界で起こっているどんなことよりも最悪だ。それなのに誰も気にしていないし、セレブが着ているドレスなんかの話題の方が注目を集めている」

「放射性物質は、みんなのツナサンドの中に入ってしまったんだ」

「取り出された燃料はどこに行くんだ?」

「東京電力よ、遅すぎる。既に大量の放射性物質が太平洋に流れ出てしまった。汚染されていない魚はもうほとんどいない」

「日本は将来、見捨てられた島になってしまうんじゃないだろうか」

「4機のうちまだ1機だって?。なぜ、そんなに時間がかかるんだ?。原発は安全で安価だという話じゃなかったのか?」

「なぜ、まだ東京電力が作業の指揮を執っているんだ?。彼らは不適格者だ!」

「悲惨な状況だ。現場で命がけで困難な作業をしている人たちは立派だと思う」(翻訳・編集/Yasuda)

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