「憲法9条をノーベル平和賞に」韓国で署名活動始まる=米紙「安倍首相のもと、愛国主義に傾く日本を懸念した動き」との指摘も

Record China    2014年12月20日(土) 10時30分

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19日、米紙ニューヨーク・タイムズは、戦争放棄を定めた日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦するための署名活動が韓国で始まったと報じた。資料写真。

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2014年12月19日、米紙ニューヨーク・タイムズは、戦争放棄を定めた日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦するための署名活動が韓国で始まったと報じた。

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ニューヨーク・タイムズは18日、韓国の著名な組織が日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦する署名活動を始めたと報じた。記事では、この動きについて、韓国をかつて支配していた国に対する優しい気持ちから引き起こされたものではないと述べている。日本が現在、右派思想の安倍晋三首相のもとで日本が愛国主義的になっていることに対する懸念が韓国で高まっており、将来、韓国を攻撃されることを回避しようとしている動きだという。

韓国で日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦する韓国人の団体が組織され、韓国の元首相らを含む50人が名前を連ねているという。この団体は声明文の中で「(韓国人は)第二次世界大戦以後、東アジアと世界平和の礎となってきた日本の平和憲法が変更されることなく存続されることを望んでいる」と述べている。

記事では、ノーベル賞受賞者について、日本人または日本生まれの受賞者が22人いるのに対して、韓国人の受賞者は1人しかいないことにも言及し、2000年に、金大中(キム・デジュン)元大統領がノーベル平和賞を受賞したことを伝えている。(翻訳・編集/Yasuda)

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