サッカーアジア杯代表踏んだり蹴ったり?試合には負けコーチはデング熱―中国

Record China    2007年7月23日(月) 18時22分

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蚊に刺されデング熱にかかったと伝えられるサッカーアジア杯中国代表の李明副コーチ。決勝トーナメント進出ならず、コーチはデング熱、と中国代表はまさに踏んだり蹴ったり。

2007年7月19日、クアランプールで、ウズベキスタンに敗退し決勝トーナメント進出の夢が絶たれた中国代表チームの李明副コーチがデング熱に感染した疑いが強いことが分かった。

中国サッカー協会の関係者によると、李副コーチは16日、蚊に刺された後発熱。当初は風邪と思われていたが、現地の医者によってデング熱と診断された。今年、東南アジアでは蚊が大量発生し、デング熱が大流行している。アジア杯の開催国でも感染する危険性は非常に高い。

この半年間の東南アジア諸国の感染状況は、カンボジアで感染者約1万5千人、死者182人、ベトナムで感染者約2万人、死者23人など。デング熱に感染すると40℃近くかそれ以上の高熱が出て、頭痛、関節痛を併発する。目の痛みを訴える患者も多い。通常1〜2週間で回復するが、デング出血熱になると症状が重く、鼻や口からの出血を伴い、死亡するケースもある。ワクチンや予防薬はなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防策とされる。(翻訳・編集/BA)

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