中国と韓国の女性はネットショッピングが大好き、日本人女性は「店に行く」―中国メディア

Record China    2014年12月18日(木) 6時47分

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17日、英紙エコノミストの調査部門インテリジェンス・ユニット(EIU)がこのほど、ブランド品の特売を専門にする中国のサイト「唯品会」の委託を受け、「台頭するアジア女性のオンラインショッピングの力」と題する報告をまとめた。資料写真。

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2014年12月17日、英紙エコノミストの調査部門インテリジェンス・ユニット(EIU)がこのほど、ブランド品の特売を専門にする中国のサイト「唯品会」の委託を受け、「台頭するアジア女性のオンラインショッピングの力」と題する報告をまとめた。同報告によると、中国本土の女性の7割が、実店舗よりオンラインでのショッピングを好んでいる。また、アジアの女性の41%が、買い過ぎが原因で家族に申し訳ない気分になり、家族に何かを買ってあげたことが「ある」と答えた。新京報が報じた。

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同報告をまとめるに当たり、中国本土や香港、マカオ、台湾、インド、日本、シンガポール、韓国の女性5500人を対象に調査が実施された。回答者の49%が、実店舗よりオンラインでショッピングするのが「好き」、あるいは「とても好き」と答えた。中国本土では、その傾向がさらに強く、同割合が69%に達した。

同報告は、オンラインショッピングの魅力は、「良い商品が安い」ことにあると分析。アジアの回答者の62%が、「オンラインショップの価格が一番安い」と感じていた。同割合が最も高かったのが中国本土と韓国で、約70%だった。

一方、香港やシンガポール、日本などでは、オンラインショッピングを好む女性の割合が低かった。例えば、日本で、実店舗よりオンラインでショッピングするのが「好き」と回答した女性は18%にとどまった。同報告は、その理由の1つとして「実店舗の充実」を挙げている。

アジアの女性が欧米の女性と異なるのは、オンラインショッピングを一種の楽しい娯楽と見なしている点だ。アジアの女性回答者のうち、63%が「買わなくてもオンラインショップを見る」、59%が「手が出ない物でもオンラインショップで見る」と答えた。

また、41%が、「オンラインショッピングで買い過ぎた時、家族に何かを買ってあげて自分を慰める」と答えた。中国本土では、買い過ぎが原因で、夫や子供、両親などに申し訳ない気持ちになり、何かを買ってあげたことが「ある」と答えた女性が67%に達した。

EIUは、2015年、アジアの小売り市場が平均4.6%増の7億6000万ドル(約882億円)規模に到達、欧洲や北米市場をはるかに上回り、世界最大の消費市場の座をキープすると予測している。その中でも、重要な役割を担っているのが女性だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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