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やっぱり映画はラブコメ!女性が主導権を握る中国映画―中国メディア

Record China    2014年12月19日(金) 15時40分

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15日、ジョウ・シュン、トン・ダーウェイなどが主演を務める映画「我的早更女友(Meet Miss Anxiety)」が12日に封切られた。

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2014年12月15日、城市快報によると、女優のジョウ・シュン(周迅)、俳優のトン・ダーウェイ([イ冬]大為)などが主演を務める映画「我的早更女友(Meet Miss Anxiety)」が12日に封切られて以降、興行収入がすでに6630万元(約12億6000万円)に達した。

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また、「撒嬌的女人最好命(Women Who Know How to Flirt Are the Luckiest)」や「匆匆那年(Fleet of Time)」も好調となっている一方、2日に封切られた大作「太平輪(上)(The Crossing Part 1)」の興行収入が伸びていない。

統計によると、ラブストーリーやコメディ系の映画を見る人のうち、女性が占める割合が男性を大きく上回っている。つまり、コストを抑えながらも、ヒットさせたいと思うなら、女性の心をつかまなければならないというわけだ。

特筆すべきは、「撒嬌女人最好命」や「匆匆那年」、「我的早更女友」はいずれも、「小よく大を制す」とのごとく、コストが抑えられているにもかかわらず、女性の心をうまくつかんだラブストーリー系の映画であることだ。うち、「撒嬌女人最好命」の興行収入は、2億元(約38億円)、「匆匆那年」の興行収入は4億元(約76億円)に達している。

「ヒットするかは女性にかかっている」というのは今に始まったことではない。ハリウッドでは5年前からこの点が注目され、ラブストーリーやコメディ系の映画が女性に人気となり、女性が興行収入を大きく左右するようになっている。

中国では、人々が見る映画を決める際に考慮する主な要素は「テーマ」と「キャスティング」と言われている。最も人気あるジャンルが「コメディ」と「ラブストーリー」で、3番目が「アクション」と「アドベンチャー」だ。また、全体的に見て、ロマンチックなラブストーリー映画は、男性よりも女性の間で大人気となっているほか、娯楽という観点から見ても「映画」自体が、男性よりも女性の間で人気となっている。「我的早更女友」も、ラブコメディで、ターゲットは「女性」。その戦略が功を奏し、熾烈な競争が繰り広げられる市場で、「勝ち組」となっている。さらに、彼氏や夫を連れてこの映画を見に行く女性の姿が、お正月映画が話題となるこの時期、増加している。

これまでは、コストが抑えられたラブストーリー系の映画は、市場で伏兵的存在だった。しかし、2013年に「北京遇上西雅図(Finding Mr.Right)」や「小時代(Tiny Times 1.0)」などの映画がヒットして以降、女性が興行収入を大きく左右することに、映画界が注目するようになり、女性をターゲットにした映画の製作が増加した。「我的早更女友」はその典型的な例で、「女性が男性と共に見に行く」というスタイルを呼び込み、白熱したお正月映画レースの中で、好調をキープしている。女性を「信頼」したことの「見返り」であるというのも過言ではないだろう。 (提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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