日米が中国と対抗すれば資本主義の時代が終わるだけ、中国軍少将が豪語―中国紙

Record China    2014年12月10日(水) 17時40分

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6日、環球時報は記事「人民解放軍少将:大国間の対抗は不思議な結果に、日本には中国を阻止する力はない」を掲載した。米中の対抗は資本主義的金融文明の時代を終結させるだけと豪語している。写真は北京の天安門。

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2014年12月6日、環球時報は記事「人民解放軍少将:大国間の対抗は不思議な結果に、日本には中国を阻止する力はない」を掲載した。

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環球時報年度大会で著名な軍事作家にして国防大学教授の喬良(チャオ・リアン)少将が講演、中国と日米の対抗関係について分析した。まず日本だが単独では中国に対抗する力はないと断言。安倍晋三首相がさまざまな動きを見せているものの、結局は米国のコマに過ぎないと指摘している。

米国こそ唯一中国に対抗しうる力を持つ国だと認めたが、しかし米中の対抗が続けば滅ぶのは米国だと指摘した。その理由として独自の歴史理論を披露している。大英帝国の貿易文明の時代が終わり、米国の金融文明の時代がやってきた。米中が対抗すれば金融文明の覇権時代を縮めるだけだと分析した。

次なる時代は資本主義とは異なる新たな経済の時代だと喬少将は指摘する。一例として挙げたのは先日、中国EC最大手のアリババ。同社のサービスは経済シェアリングというまったく新たな時代を切り開いたと高く評価し、この新時代への対応では中国は世界をリードしていると分析している。(翻訳・編集/KT)

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