Record China 2014年12月6日(土) 9時20分
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4日、韓国から輸入された服飾品の不合格率が高かったため、ネットショップなどで輸入製品を購入する韓流ファンに注意を呼びかけている。写真は中国で販売されている韓国商品。
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2014年12月4日、中国メディア・嘉興頻道によると、浙江省検験検疫局が発表した輸入製品に対する検査結果で、韓国からの輸入製品の不合格率が最も高かった。特に服飾品の不合格率が高かったため、ネットショップなどで輸入製品を購入する韓流ファンに注意を呼びかけている。
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近年の韓流ブームによって、中国の韓流ファンの生活には衣食や余暇などさまざまな分野で韓国製品があふれかえっている。代理輸入やネットショッピングを利用して韓国から買うケースも増えているが、今後は注意が必要になりそうだ。
浙江省検験検疫局が3日に発表した今年の目録外商品(強制的な検査や検疫を必要としない輸出入商品)の検査結果によると、サンプル検査を行った輸入商品155項目のうち、不合格品は67項目で、不合格率は43.2%に達した。
不合格品67項目は22の国・地域に及び、主な不合格品は服飾類(不合格率44.9%)だった。22の国・地域の中で、最多の不合格品を記録した国は韓国(22項目)で、不合格品全体の32.8%を占めた。
また、同局があるネットショップに対してサンプル検査を実施したところ、購入した服飾品16件すべてが不合格品だった。そのうち11件は韓国からの輸入製品で、うち1件はホルムアルデヒドの含有量が基準値以上、8件には繊維成分の基準不適合などが見つかり、同時に表示内容の不合格も存在した。残りの5件については、韓国の女性服飾店からの製品で、綿100%の表示が実際にはビスコース100%だったなど、消費者を欺く内容を含めて、すべて不合格品だった。
浙江省検験検疫局検験監管処の駱江洪(ルオ・ジャンホン)処長は「一部のネットショップは工商部に登録しておらず、法人としての資格を備えていない。また、すでに登録しているネットショップも、必ずしも管轄エリア内に属しているわけではないため、処理が難しい」と指摘した。
こうした状況を打開するため、同局は現在、電子商取引に関する品質や安全、リスク情報の国家観測拠点の設立に力を注いでいる。この拠点が設立されれば、サンプル調査を実施したネット上の商品に関する安全の状況(製品やショップの不合格情報など)に関して、消費者は直ちに把握できるようになるという。(翻訳・編集/HA)
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