2014年11月29日、スポーツ産業は韓国で内需と経済の転換を促す大きな柱となる重要な産業である。韓国政府は去年制定した「スポーツ産業中長期発展計画」に修正を加え、スポーツ産業の発展が経済成長を推し進めることを期待した。網易が伝えた。

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韓国のスポーツ産業の市場規模は国内総生産（GDP）の約4％を占めており、韓国政府はこのスポーツ産業の発展計画に約100億元（1900億円）を投資した。

韓国政府は2007年にスポーツ産業振興法を制定し、スポーツ産業の発展に力を入れている。今年の「スポーツ産業中長期発展計画」の修正は、2018年の平昌冬季五輪後に市場規模が現在の2068億元（3兆9300万円）から3100億元（5兆8900万円）に増加し、40万人分の雇用が創出されることを目指している。

実際に、1998年のソウル五輪では経済が12．4％成長し、サービス業、建築業などで56億ドル（約6600億円）の生産総額が生み出された。

韓国はアイドルを生み出すのに長けた国民性を持っている。韓国のある大学の研究によると、女子フィギュアスケートのキム・ヨナがもたらした直接的な経済利益は94億元（約1800億円）で、間接的な経済利益は174億元（約3350億円）にも上る。このブランド価値は韓流の元祖であるペ・ヨンジュンに匹敵するものである。（翻訳・編集/酒井）