2014年11月29日、中国・雲南省政府はこのほど、「党員幹部による葬儀改革推進作用に関する意見書」を発表。党幹部が死去した際、質素な葬儀を行うよう強く求めている。中国紙・南方都市報（電子版）が伝えた。

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意見書では、中国政府の規定以外に、党幹部の死去に際して葬儀を取り仕切る専門組織の設立を禁止し、葬儀は亡くなった党幹部が生前に所属していた組織や居住区の冠婚葬祭理事会に依頼するよう規定。追悼会の開催や香典の授受も禁止した。さらに、派手で豪華な葬儀を厳しく批判し、これを強く禁じている。

また、火葬区域に住む党員の遺体は必ず火葬しなければならない。豪華な墓の建設も禁止し、1人または2人分の遺骨を納める墓穴は1メートル以下とした。同時に党員に対し、死後の臓器提供、献体を奨励。少数民族の党員の死去に関しては、民族の風習を尊重し、法に基づいた葬儀を行うよう求めている。（翻訳・編集/本郷）