2014年11月27日、韓国紙・中央日報は中韓自由貿易協定（FTA）の影響は米韓FTA、EU・韓国FTAを超えるとの論評記事を掲載した。28日、環球網が伝えた。

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習近平（シー・ジンピン）国家主席と朴槿恵（パク・クネ）大統領の首脳会談で合意された中韓FTAだが、韓国の経済成長に強い追い風になると期待されている。韓国にとって中国は最大の貿易国。2013年には輸出額1458億ドル（約17兆3000億円）、輸入額830億ドル（約9兆8500億円）といずれも1位となった。合意された免税項目がすべて実現した場合、54億4000万ドルもの税が免除される資産だ。米韓FTAの約5．8倍。EU・韓国FTAの約3．9倍に相当する。

生活家電やアパレルの関税取り消しはFTA発効から10年以内に実施される取り決めだが、実現すれば韓国の輸出が大幅に伸びると期待されている。ある専門家はFTAの関税取り消しがすべて実現した場合、貿易額は1．5倍になり、韓国の国内総生産（GDP）を2．28〜3．04％引き上げると試算した。（翻訳・編集/KT）