2014年11月21日、中国紙・北京青年報は「マクドナルドの『お得なクーポン』を使ってハンバーガーを買ったら、普通に買うよりも高くなった」というネットユーザーからの指摘を独自に検証した。

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ネットユーザーは「マクドナルドのセットを、クーポンを使って38元（約730円）で買ったが、食べ終わって計算してみたら、すべてを単品で買ったときよりも4元（約80円）も高くなっていた」と憤慨している。そこで記者が中国マクドナルドのホームページをチェックすると、11月の「お得なクーポン」の対象商品は12種類。うち3種類でクーポンが通常価格よりも高いという逆転現象が発生していた。同様の事態は中国ケンタッキーでも起こっている。42種類のクーポンのうち、2種類がランチタイムの使用で通常価格よりも高い計算になる。

マクドナルドのカスタマーセンターにこの件を質問すると、「確かにご指摘の通り」と認め、「上層部に報告して対応策を決める。3〜5日くらいで正式な回答ができると思う」と答えた。ケンタッキー側は「クーポンをランチタイム以外の時間帯で使用すればお得になる」として、改めない姿勢を示した。（翻訳・編集/本郷）