「殺人多発50都市」でヨハネスブルグが圏外、南アから「選ばれないのはおかしい」と不満―中国メディア

Record China    2014年11月20日(木) 22時30分

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18日、このほど発表された世界で最も暴力的な50都市のランキングで、「暴力の都」ヨハネスブルグが選出されなかったことを受け、南アフリカのメディアが不満を漏らしている。写真はヨハネスブルグ。

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2014年11月18日、中国新聞社によると、このほど発表された世界で最も暴力的な50都市のランキングで、「暴力の都」ヨハネスブルグが選出されなかったことを受け、南アフリカのメディアが不満を漏らしている。

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ランキングは、メキシコの公共治安問題などのシンクタンクが世界の主要都市における殺人事件の発生率に基づき公表したもの。

上位には中南米の都市が多く、米国からも4都市がランクインした。治安が比較的良好な欧州やアジア、オーストラリアの都市は選ばれていない。

南アフリカの都市では、ケープタウンが20位、ネルソン・マンデラ・ベイが41位、ダーバンが48位だった。

この結果について、南アフリカのメディアは「受け入れられない」と不満げだ。あるメディアは「ケープタウンは南アフリカで治安の良い都市の一つ。ヨハネスブルグより上位にランクインするのは信じられない」と指摘。国民からも「この結果を誰が予想できたか」「ラテンアメリカ人のアフリカに対する認識不足は明らかだ」などの声が上がっている。

国連薬物犯罪事務所(UNODC)が今年4月に発表した報告書によると、10万人当たりの殺人事件発生率は、アフリカ南部が30人余りで中南米よりも高い。南アフリカ最大の都市で経済の中心でもあるヨハネスブルグは、殺人事件の多発都市でもある。(翻訳・編集/NY)

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