2014年11月18日、人民網によると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は16日、ニュージーランドのジョン・キー首相と会談し、両国間で自由貿易協定（FTA）を締結することを発表した。朴政権下でのFTA締結は4カ国目となる。

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韓国大統領府（青瓦台）は、大統領がFTA締結に注力しているのは、FTAが韓国経済を復興させる重要な手段だと確信しているからだとしている。朴大統領は、セヌリ党の前身・ハンナラ党の時代からFTAを積極的に推し進めており、政権の座に就いた年にはオーストラリアとの間でFTAを締結。2014年に入ってからも3月にカナダと、11月には中国との間でFTA締結を実現させている。

朴大統領はまた、FTAを単なる貿易政策とはせず、外交にも利用しようとしているという。ニュージーランドは米国が進めているTPP（環太平洋戦略的経済連携協定）の寄託国でもあり、韓国がTPPに加盟した際に有利に働くとの思惑があると見られている。（翻訳・編集/岡田）