G20の議長国めぐり、中国が日本に圧勝!外交面での力の差を見せつける―中国紙

Record China    2014年11月19日(水) 9時40分

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16日、豪州のブリスベンで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合で、2016年の議長国をめぐり日本と中国が対決していたが、加盟国の多数意見から中国に決定した。

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2014年11月16日、豪州のブリスベンで開催された20カ国・地域(G20)首脳会合で、2016年の議長国をめぐり日本と中国が対決していたが、加盟国の多数意見から中国に決定した。18日付で中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。

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2008年以降、G20は米国英国、カナダ、韓国、フランス、メキシコ、ロシア、豪州の順で開催されている。日本は来年のトルコから引き継ぐ形で16年の開催を強く希望していた。

今年の議長国である豪州のアボット首相は、日本との関係を「アジアで最も親密な国」と述べており、16年の議長国には日本を推薦する予定だった。だが、豪政府が事前に加盟各国に聞き取りを行ったところ、中国を議長国に推す声が圧倒的に多かったことから、アボット首相も中国を推薦するしかなかったという。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は、積極的に外交政策を推し進めており、この1年9カ月で31カ国を訪問。李克強(リー・カーチアン)首相もそのほぼ同数の国を回っているため、共産党トップ2人の訪問国は安倍晋三首相の52カ国を大きく上回る。中国の外交問題専門家は「中国は先進国と途上国を結ぶ役割を果たしている。中国抜きでは解決できない問題が数多くあることに世界が気づいただけだ」と指摘する。いずれにせよ、中国が政治的・外交的にも強い影響力を有していることを世界に示す結果となった。(翻訳・編集/本郷)

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