2014年11月15日、中国・北京市内の路上で撮影された写真が話題になっている。自転車道を走行する乗用車の前に、1人の外国人男性が立ちはだかっている写真だ。16日で地元紙・新京報が伝えた。

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この写真をネット上に投稿したユーザーによると、北京市内の姚花園路で事件を目撃したという。写真には自転車道に停車している黒の乗用車と、その前に腕組みをして立ちはだかる外国人男性が写っている。男性は乗っていた自転車を乗用車の前に置き、運転手に向かって自動車道を指さし、そこへ戻るよう訴えているようにも見える。この写真を見たネットユーザーは外国人男性への称賛と、中国人ドライバーに対する怒りの声を上げている。

「なんて勇敢な人物なんだ。中国人は見て見ぬふりをしているのに」

「彼こそが正義の人だ」

「すごい！私にはできないけど」

「中国の秩序は外国人に守られているのか？」

「外国人に社会道徳を教えられるなんて、情けない！」

「このドライバーは恥さらし。ナンバーを写せばよかったのに」

「外国人だからよかったのさ。中国人が同じことをしたら、ドライバーになぐられてけんかになり、警察官が来て大騒ぎ。面倒なことになるだけだもん」

「中国ではよくあること。誰も何も言わないから、違法行為だと思わなかった。この写真で悪いことなんだって初めて知ったよ」（翻訳・編集/本郷）