中学生が学校のグラウンドで青銅の短剣拾う、2000年以上前の戦国時代のものか―吉林省四平市

Record China    2014年11月16日(日) 1時20分

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12日、吉林省四平市の中学校のグラウンドで生徒が青銅の短剣を拾った。考古学の専門家は青銅器時代後期の戦国時代のものだと指摘している。

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2014年11月14日、中国紙・新文化報によると、吉林省四平市の第9中学のグラウンドで12日夕方、同校の生徒が青銅の短剣を拾った。

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同校のグラウンドには補修整備のために大量の砂や土が運ばれており、今回見つかった青銅の短剣はこうした土砂のなかに混じっていたと思われる。短剣を拾った生徒はこれを教師に見せ、文物と判断した教師が市長へのホットラインを通じて、関係部署の職員を同行に派遣するよう求めていた。

専門家によると、四平市で青銅の短剣が見つかったのは今回が初めて。短剣の刃の長さは35センチ、幅5センチ、残った柄の芯の部分3.5センチ。細身で真っすぐに伸びた刀身から、専門家は今から約2000年以上前の戦国時代のものだと指摘している。四平市文化広電新聞出版局は、拾った中学生と通報した教師に報奨金を出す方向で検討中だ。この報道に中国のネットユーザーも興奮気味だ。

「最近この手のニュース多いよね」

「多くの土地開発業者は、基礎工事の際に文物を発見しても、面倒なことになるから通報しないだろ」

「報奨金が出ると、そのうち偽物が現れる」(翻訳・編集/本郷)

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