日本のファストフード店の「中国人侮辱」と、中国のレストランの「日本人とイヌはお断り」―中国ネット

Record China    2014年11月15日(土) 2時4分

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12日、環球網は、日本のモスバーガーが店頭に設置した黒板に中国人店員を中傷するような文章を書き込んだと報じた。これに関連して、中国のインターネット上に、中国の実情と比較する記事が掲載された。写真は「日本人お断り」と書かれた雲南の店。

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2014年11月12日、環球網は、日本のハンバーガーチェーン・モスバーガーが店頭に設置した黒板に中国人店員を中傷するような文章を書き込んだと報じた。これに関連して、中国のインターネット上に、中国の実情と比較する記事が掲載された。

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11日、モスバーガー飯田橋東店の店頭にある黒板に「遅刻を何度もする中国人の女の娘に『今度遅刻したらお前の背脂でラーメン作るぞ!』と言ったら遅刻しなくなりました」と書かれた。

これについて記事は、「やや過激で不適切だったが、国内でよく見かける『日本人とイヌはお断り』というレストランの表示と比べると、ことさらに取り上げることでもないように思える」と指摘。例として掲載された写真には、「当店は日本人、フィリピン人、ベトナム人およびイヌにはサービスを提供しません」という表示を掲げた飲食店が写っている。

「こうした店は、ただ愛国をネタに笑いを取ろうとしているだけだが、われわれ民衆は拍手喝さいをあげるだろう」と指摘する一方で、中国人にとっては「ことさらに取り上げることでもない」日本の看板が日本国民の間で論争となったことについて、「日本のネットユーザーからは“国籍差別”などの声があがった。批判はモスバーガーが謝罪した後も続いた」として、日本人のツイッターのつぶやきを紹介。

「遅刻なんて日本人でもいっぱいいるやろ」

「なんでわざわざ国籍を書く?アルバイトの女の子でいいじゃないか。その子、相当怖かったんじゃない?」

「(モスバーガーに)行きたくなくなった」

「小学校のイジメか」

「人種差別を許したらダメ」

記事は「日本人のコメントを見て、皆さんは何を思うだろうか。私は『日本人とイヌ、お断り』が恥ずかしくてたまらない。成熟した大国の国民とは、どんな姿だろう。まさに、今回の日本人のような姿だ」とし、「傲慢にも卑屈にもならず、理性を保ち、物事を分けて論じるのは日本人の長所であり、われわれが最も学ぶべきところなのだ」と主張している。(翻訳・編集/TK)

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