2014年11月8日、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦・中国杯の男子フリーの直前公式練習で、羽生結弦が中国選手と激突し、流血するアクシデントが発生した。

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羽生が激突したのは中国で人気の18歳、閻涵（イエン・ハン）。閻涵は自力で立ち上がり、リンクを去ったが棄権はしなかった。羽生はしばらく氷上に倒れていたが、スタッフが駆け寄り抱き起こした際、頭部とあごから出血しているのが確認された。羽生も治療を終えた後、頭部に包帯を巻いた姿で4分半を演じきった。

会場やテレビの生中継で激突の瞬間を目撃した中国の羽生ファンは、中国版ツイッターに悲鳴にも似た書き込みをしている。

「なぜこの2人がぶつかるの？」

「羽生選手の傷は軽くないと思うのだけれど」

「2人とも大好きな選手なのに！」

「羽生君、無理しないで！」

「胸が痛い」

「羽生君の血が…！」

「どっちもわざとじゃないから！」

「羽生君、試合を続けて大丈夫なの？病院に行った方がいいよ」（翻訳・編集/本郷）