韓国大統領府、老朽化でネズミ出没も政府には改築予算なし―韓国紙

Record China    2014年11月6日(木) 18時28分

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6日、韓国・中央日報は、老朽化が深刻な韓国大統領府でネズミが出没しているものの、政府には改築のための予算がないと報じた。写真は韓国大統領府。

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2014年11月6日、韓国・中央日報によると、今年8月、韓国大統領府の事務室で、食事をしようとした女性職員がネズミを見つけ悲鳴を上げ、騒ぎを聞きつけた男性職員がネズミを捕まえるという一幕があった。中国新聞社が伝えた。

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大統領府のネズミの出没は建物の老朽化と関係がある。民政首席秘書の事務室がある為民2館は1969年に建てられた。今日までに45年の歴史がある。宣伝主席秘書の事務室がある為民3館は72年に完成。両棟の老朽化は激しく、安全診断でD級(災難危険施設)と評価されたほどだ。

大統領府とネズミとの悪縁は40年前にさかのぼる。70年代、朴槿恵(パク・クネ)現大統領がまだ、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の娘であった時代、大統領府ではネズミが頻繁に出没していた。ネズミが現れると、警備室の職員が空気銃を持ち追いかけまわした。農林部のネズミ獲り名人にまつわるエピソードも伝えられている。

大統領府の関係者は、ネズミ問題解決には建物の全面的な改築以外に方法はないと話す。問題なのは、財政難の政府には改築の計画や予算がそもそもないことだ。大統領府の秘書らはしばらくの間、ネズミとの格闘を続けざるを得ない。(翻訳・編集/NY)

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