中国人に教え込まれる反日の“模範解答”=「反日は条件反射、訓練された結果である」―中国ネット

Record China    2014年11月5日(水) 23時27分

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4日、中国の日本情報サイトに「中国人はどうしてこんなに日本人を恨んでいるのか」と題する文章が掲載された。写真は2012年9月の反日デモ。

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2014年11月4日、中国の日本情報サイトに「中国人はどうしてこんなに日本人を恨んでいるのか」と題する文章が掲載された。以下はその概要。

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中国と戦争をし、中国人を殺した国はたくさんあるが、現代の中国人が日本だけをこれほどまでに恨んでいるのはなぜなのか。これには“思考能力”が関係している。

中国の教育はほぼすべてに模範解答が用意されている。作文にさえもだ。そのため、試験では何を学んだかではなく、何を覚えたかが試される。一国の教育にすべて模範解答が設けられていれば、国民は次第に考える力を失っていく。政府が言うことを条件反射的に信じてしまうのだ。

中国人は思考することが少ない。なぜなら、子どものときから他人から答えが与えられるからだ。中国の官製メディアがマイナス面を報じた国をまとめると、世界中が中国の敵になることに気が付く。中でも、最も長きにわたり批判の矛先が向けられているのが日本である。

「日本人はこれまでに謝罪したことがない」という人がいるが、実は、幾度となく謝罪している。中国人が最も右寄りだと認識している小泉純一郎でさえもだ。しかし、用をなさない。なぜなら、官製メディアが用意した模範解答は「日本人は侵略戦争について謝罪を拒否している」だからだ。かつて大量の中国人を殺害したモンゴル人を恨んでいる中国人は極めて少ない。その理由も、模範解答に「モンゴルが中国にしたことを忘れるな」と書いていないからである。

靖国神社参拝問題はさらに明らかである。第2次世界大戦が終結した1945年から1985年までの40年間、日本の首相が靖国神社に参拝しても中国が抗議したことはなかった。中国国内の社会問題が浮き彫りになった1985年に、大々的な抗議が始まったのだ。これほどまでにあからさまな問題にわれわれが気付かないのはなぜか。それは、模範解答では「靖国神社は参拝することは誤りで、軍国主義の亡霊をよみがえらせる…」となっているからである。どうやって亡霊をよみがえらせるかについては、誰も知らないはずだ。なぜなら、模範解答には書かれていないのだから。

つまり、中国人の反日感情と中国を侵略したかどうかは関係ないのである。侵略後に謝罪したかどうかも関係ない。中国人が見た日本人がどんなに礼儀正しく、友好的であっても、あるいは一生見ることがなくても、彼らは「日本人」と聞いただけで自然に反感を抱いてしまう。中国人の反日は、一種の条件反射。長期に訓練された結果なのである。(翻訳・編集/TK)

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