2014年11月3日、台湾の女性歌手ジョリン・ツァイ（蔡依林）の最新曲ミュージックビデオ（MV）で、台湾の社会問題を克明に記した地図が登場。中国でも視聴できることで話題になっている。聯合報が伝えた。

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ジョリン・ツァイは15日、通算13枚目の中国語アルバム「[口丕]」をリリースする。2日には収録曲「Play我[口丕]」のMVが動画共有サイトで解禁された。ジョリンが肉体により近いボディスーツを着て、一糸まとわぬ姿を見せるのも話題だが、最も注目されているのはラストに登場する台湾の地図だ。

この地図では、台湾北部の第4原子力発電所や、汚染の激しい河川・二仁溪、海岸線の開発など、台湾社会で「危険」とされる問題が描写されている。何よりもこの地図を含むMVが、中国でも視聴可能なことが話題に。ジョリンのマネジャーは「MVを見た人が社会問題として関心を持ち、議論のきっかけになればいい」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）