2014年11月1日、韓国・中央日報によると、韓国では今年、不景気の影響で、婚姻件数が05年以降で最低の水準となっている。2日付で中国新聞社が伝えた。

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韓国統計庁が9月27日に発表した「人口動向」によると、今年8月の婚姻件数は2万2230件で、昨年同期比で3300件減少した。

今年の婚姻件数は例年に比べ大幅に減少している。1〜8月までの婚姻件数は20万1200件で、05年以降で最も低い。

月平均の婚姻件数は、近年2万6000件程度だったが、今年は2万5100件と大きく減っている。世界金融危機が発生した09年よりも低い水準だ。統計庁は「過去の資料を見ると、婚姻件数と経済状況には大きな関連性がある」と指摘する。

20〜39歳の人口は、05年の1645万人から、12年には1480万人にまで減少している。婚姻件数減の背景には、結婚適齢人口が減ったこともある。

統計庁は「年齢構造を見れば、婚姻件数の減少は避けられない。ある政府が国際結婚の健全化を目指し、関連制度を強化したことで、外国人との婚姻数も減少した」としている。（翻訳・編集/NY）