宴会でマフィア74人を一網打尽！美人局などあらゆる犯罪に手染める―広東省仏山市

2007年7月9日、広東省仏山市で、マフィア74人が逮捕された。美人局（つつもたせ）、みかじめ料の徴収、賭博など多くの犯罪を行っていたという。

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警察によると、ここ半年、仏山市では売春婦とホテルに入ると後から刀や棍棒を持った「夫」と名乗る男が来て、慰謝料を請求する典型的な美人局の犯行が急増していたという。警察に通報されただけで20件以上になるが、世間体もあり通報されなかったものを含めればその数はさらに増えると推測される。

捜査の結果、美人局は数十名からなるマフィアが行っている犯罪と判明。他にも工場からみかじめ料を取り、工場経営者と出稼ぎ農民らが給与支払いなどで対立した場合に暴力で農民らを鎮圧することも請け負っていた。また賭博場で素人から金を巻き上げるなどのさまざまな犯罪に手を染めていたようだ。

一団は用心深く、分散しアジトをこまめに変更していたため、警察もこれまで逮捕できなかった。今回、マフィアの一人が仲間を招いて宴会を開くとの情報をキャッチ、一網打尽に成功したという。（翻訳・編集/KT）