2014年10月27日、韓国・NEWSisによると、米国の外交協会が「韓国は単一民族的偏見を捨てるべきだ」と指摘し、韓国で注目を集めている。

【その他の写真】

米国外交協会のマキシン・ビルダー上級研究員は27日、エボラウイルス発生時の韓国社会について、「ソウルのレストランで『アフリカ人お断り』という張り紙をしたり、大韓航空はナイロビ行きの飛行便を一時中断した」と指摘。また、「韓国が世界の危機的な状況において、建設的な役割を果たす国家でありたいなら、単一民族的偏見や人種主義を捨ててエボラ退治のための支援を積極的に続けていくべきだ」と述べた。

これを受け、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「正しい意見だけど、隠された意図がある」

「人種差別が深刻なのは米国の方でしょ？」

「韓国だけがそうしているかのように言わないで」

「韓国人の行動は、人種差別じゃなくて安全のため。薬や最新の防疫施設がある米国と韓国を一緒のレベルで考えるな。何の対策もない中でした、最小限の自己防御が人種差別？」

「東アジアで韓国ほど多文化主義な国はない」

「こうやって米国が無神経な発言をするから、世界がまた韓国に悪いイメージを持ってしまう」

「隣の日本はもっとひどい。同じ黄色人種も差別するんだから」

「韓国人の99％が人種差別をしているが、ほとんどの人が人種差別をしているということにすら気付いていない」

「単一民族だという誇りがあったから韓国は今日まで存在してこられたんだ。日本のような島国とは違う。その誇りをなくしたらすぐに中国に吸収され、韓国はなくなってしまう」（翻訳・編集/篠田）