Record China 2007年7月12日(木) 8時13分
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「2006年江蘇省環境状況公報」の中で、江蘇省内の酸性雨発生率は3年連続で2ケタ台の増加を示し、無錫市ではこれが実に76.4%に達していたことが明らかになった。
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2007年7月10日、江蘇省環境保護庁が発表した「2006年江蘇省環境状況公報」の中で、昨年までの江蘇省内の酸性雨発生率が3年連続で増加していることが明らかになった。
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2004年、2005年、2006年の「環境状況公報」を比較すると、江蘇省内の酸性雨(pH5.6以下)発生率はそれぞれ28.7%、33.9%、38.6%であり3年連続で大きな増加となっている。
都市の酸性雨最高発生率は軒並み上昇しており、最高は2004年南通市の62.1%から2005年は揚州の64.7%、2006年は無錫市の76、4%にまで増加している。
江蘇省緑保生体生物研究所の王長軍所長は、最近問題になっている各地河川での藍藻の異常発生はこの酸性雨が一因とみている。また中国科学院の研究者も、江蘇省の水質汚染に関し『「江南水郷」はすでに水質汚染の代名詞になりつつある』との苦言を呈している。(翻訳・編集/本郷智子)
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