シンガポール国立大学アジア研究所の特別上級研究員キショール・マブバニ氏は最近のインタビューで、「中国国際輸入博覧会（輸入博）は本当に印象的で、驚くべきイベントだ。中国は世界で唯一、輸入に特化した博覧会を開催している。多くの国は輸出や総合的な輸出入博覧会を開くが、中国が輸入博を専門に開催することは非常に前向きな意義がある。今後より多くの国が中国に倣い、こうした輸入博を開催することを期待する」と語りました。

マブバニ氏は中米経済貿易協議について、「世界中がほっと胸をなで下ろしたと思う。少なくとも両国が当面、互いに対抗措置を取り続けることはなくなった。この結果に世界中は安堵（あんど）したはずだ。私たちは今、この1年間の暫定的な『休戦』の共通認識が今後も続くことを願っている」と述べました。

マブバニ氏はまた、中国の五カ年計画が世界にもたらす意義について、「これは非常に賢明な取り組みだ。多くの国ではこうした計画モデルをすでに採用しなくなっているが、中国は五カ年計画が実効性を有することを世界に証明した」と述べました。（提供/CRI）