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中国の孫磊国連次席大使がアビエイ問題の政治プロセス推進を呼びかけました。
中国の孫磊国連次席大使は11月5日、スーダンと南スーダンの国境地域であるアビエイ情勢についての安保理での審議で、地域の政治プロセスを着実に推進するよう国際社会に向けて呼びかけました。
孫次席大使は、「スーダンでの衝突は悪化し拡大し続けている。南スーダン情勢には依然としてかなり大きな不確実性がある。この影響により、アビエイ地域の政治プロセスと平和発展の取り組みは、さらに多くの困難に直面している。スーダンと南スーダンはアビエイ問題の当事者であり、問題の政治解決のために協力せねばならない。スーダンと南スーダンは現在、一定の困難に直面している。国際社会は両国の主権と主導権を尊重し、包容力と忍耐力をもって双方が対話を続けることを後押しし、アビエイ地域の最終的な地位確定、国境線問題の解決に有利な条件を積み上げねばならない。安保理は不当な圧力をかけることを避け、対立がエスカレートすることを防がねばならない」と述べました。
孫次席大使は現地の情勢について、「外部での衝突によって、大量の避難民や帰郷者がアビエイ地域に流入し、現地の人道危機が一段と深刻化した。中国は国連機関が迅速に人道支援を展開したことを評価する。国際社会がより多くの支援を与えることを望む」と述べました。
アビエイ地域は面積が約1万平方キロで、スーダンと南スーダンの間で争議が存在する地域の一つです。安保理は2011年6月、スーダンと南スーダンがそれぞれ軍部隊を現地から撤退させることを監督するため、国連アビエイ暫定治安部隊を設置しました。(提供/CRI)
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