第8回中国国際輸入博覧会（輸入博）の重要な一部として上海市内で開催中の第8回虹橋国際経済フォーラムでは11月5日午後、「『世界開放報告2025』発表および国際シンポジウム」の活動が行われました。

「世界開放報告2025」は、2024年における世界の開放指数を掲載しました。1990〜2024年の世界の開放指数ランキングで、129の経済体（国と地域）のうち開放の度合いが最も高かったのはシンガポールで、中国香港が2位、アイルランドが3位でした。

2024年の世界の開放指数は前年よりも0．05％下落して0．7545になり、2019年比では0．34％の下落、2008年比では5．39％の下落、1990年比では7．08％の上昇でした。世界の開放が小幅に縮小する中で、中国の対外開放拡大は顕著な成果をあげました。1990年には0．5891だった中国の開放指数は2024年には0．7634にまで上昇し、この期間を通じての上昇率は29．6％でした。この伸び率は世界でもトップクラスです。また、2024年の中国の開放指数は前年比で0．5％上昇し、129の国・地域の中では2023年と同じ第38位でした。（提供/CRI）