アジアインフラ投資銀行（AIIB）は11月3日、増大するビジネスニーズに応じるため、香港に事務所を設立する計画を発表しました。香港特別行政区政府はAIIBの決定に歓迎の意を示し、AIIBがアジアのインフラの持続可能な発展をさらに推進することに全力で協力すると表明しました。

香港特別行政区政府財経・財務局の許正宇局長は、「行政長官は今年の施政報告の中で、AIIBの香港事務所設立を積極的に誘致することを明らかにした。AIIBが香港事務所設立を決定したという朗報に接した今、われわれは非常に喜んでおり、AIIBの要望に応え、同事務所の設立に必要な支援を提供していきたいと考えている。中国香港はAIIBのメンバーとして、AIIBが香港の資本市場、世界レベルの専門サービス、多様化した金融商品を十分に利用することに協力し、プロジェクト融資、債券発行、投資、財務管理などの面での運営を支援してきた。中国香港は引き続き『一国二制度』の下での独自の優位性をいかし、AIIBの長期的発展に積極的に貢献していく」と述べました。（提供/CRI）