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27日、九派新聞は、子どもが10グラムの金の粒を飲み込み、母親が外出先での排便を禁止するトラブルがあったことを報じた。
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2025年10月27日、中国メディアの九派新聞は、子どもが10グラムの金の粒を飲み込み、母親が外出先での排便を禁止するトラブルがあったことを報じた。
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記事によると、トラブルがあったのは江蘇省昆山市に住む女性、紀(ジー)さん宅。紀さんは17日にネットで10グラムの金の粒を1万元(約21万円)で購入した。22日に商品を受け取った後、ベランダで洗濯をしていると、部屋で金の粒をいじっていた11歳の息子が「ママ、早く来て、死にそうだよ、金を飲み込んじゃった」と叫んだ。
紀さんは大便と混ざって金の粒がトイレに落ち、流されるのを恐れて、息子に外で大便しないように言いつけた。5日間、息子が出した大便をかき分けて金の粒を探したものの出てこなかったため、紀さんは26日に息子を病院に連れて行った。
昆山市第5人民医院の医師が息子を診察し、レントゲン写真を撮影したところ、胃の中に金の粒と見られる「異物」が見つかった。そして、病院から帰ったその日の午後、息子の大便からついに金の粒が出てきたとのことだ。
紀さんがこのトラブルをSNSでシェアしたところ、50万人以上が注目した。紀さんは「家にある金製品はきちんと保管し、決してわんぱくな子どもに見せないように」と注意を呼びかけているという。

この件について、中国のネットユーザーは「外で大便しちゃいけないって、大笑いした」「11歳でしょ、もう小さくないのに心が成長してないようだ」「こんな金の粒、売られても誰も買いたくないよな」「この金だけ価値が落ちてそう」「まあ、1万元だったらトイレに流したくないよね」「これって5日も待たずにすぐに病院に行くべきじゃなかったのか」といった感想を残している。
中には、子どもを育てるのに多くのお金がかかることをやゆしたネットスラングになぞらえて「まさに『呑金獣』じゃないか」とユーモラスに評するユーザーもおり、多くの「いいね」を集めていた。
また、「昔は、金を飲むと死ぬと言われていたが」とするユーザーも複数見られた。中国の古典小説などで女性が地金を飲んで自殺する描写があったことに由来するようだが、これには「量が少なすぎるだろう」といったツッコミが寄せられていた。一般的に、イオン化していない単体の金自体は非常に安定している上に毒性が低く、窒息などのリスクを除けば少量を飲み込んでも体内で消化、吸収されずに排泄され、人体への影響はほぼないと言われている。(編集・翻訳/川尻)
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