中国最大の青海湖、温暖化で200年後に消失か!危機にさらされる湖畔の生態系―青海省

Record China    2007年7月11日(水) 9時18分

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2007年7月、英ロイター通信は、地球温暖化と砂漠化の影響で中国最大の湖・青海湖が200年後には消失する可能性が高いと報じた。青海湖は内陸潮湖としては世界第2位の面積を誇る。

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2007年7月5日、イギリスのロイター通信は、地球温暖化と砂漠化の影響で中国最大の湖・青海湖が200年後には消失する可能性が高いと報じた。

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青海湖は中国最大の湖で、内陸潮湖としては世界第2位の面積を誇る。湖水の周囲長は350km。平均水深は18m。海抜3000m以上の高地に位置し、周囲を囲む鮮やかな緑と美しい湖水とで知られている。しかし周囲の砂漠化・過剰放牧が原因で、湖畔の生態系は危機にさらされている。乱獲により魚も50年前の10分の1にまで数を減らした。さらに急激に湖水の減少が続いているという。

政府は今後10年間に68億元(約1090億円)を投じて環境改善に取り組むが、専門家らは、もし現在の速度で青海湖の縮小が続けば、200年後には完全に消失するだろうと状況の厳しさを指摘している。(翻訳・編集/KT)

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