拡大
中国石油化工は四川盆地にあるリスク探査井「綦陸頁1井」で高生産量のシェールオイル・ガスを確認したと発表しました。
中国石油化工(シノペック)は10月23日、四川盆地にあるリスク探査井「綦陸頁1井」で高生産量のシェールオイル・ガスを確認したと発表しました。試験では、1日当たりシェールオイル38.64立方メートル、天然ガス1万立方メートルの産出を記録しています。これにより、同地域で資源量が億トン規模に達する新たなシェールオイル鉱床が確認されたことになります。
シェールオイルは頁岩層に存在し、開発余地が大きく、中国の原油安定供給を支える資源として注目されています。綦陸頁1井は重慶市綦江区に位置し、掘削深度は約2000メートルです。水平方向には2キロ以上掘り進められ、厚さ約40メートルの含油性の高い頁岩層を確認しました。この成果により、周辺に広がる1000平方キロ超の質の高い頁岩層分布が明らかになり、今後の開発ポテンシャルが大きいと評価されています。
関係者によると、この地域の頁岩層は埋蔵深度が浅く、油質も良好で、商業開発に十分な経済性を備えているといいます。
綦陸頁1井が位置する綦江地域では、2022年に1000億立方メートル級の大型シェールガス田が確認されています。今回の発見により、「下層にガス、上層に油」が共存する新たな立体的油ガス構造が形成され、四川盆地の「油とガスの並行開発」戦略が一層進展しました。
中国石油化工はシェールオイルの探査・開発を強化しており、2024年の生産量は前年比約78%増の70万5000トンに達しました。(提供/CRI)
Record China
2025/10/26
Record China
2025/10/26
Record China
2025/10/26
Record Korea
2025/10/26
Record China
2025/10/26
Record China
2025/10/25