人気俳優チョン・イー（成毅）主演のファンタジー時代劇「天地剣心」がフランス・カンヌで毎年秋に開催される、世界最大級の国際的なコンテンツ見本市「MIPCOM」に登場したと伝えられた。

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MIPCOMは、テレビ番組を中心に、あらゆるジャンルのエンターテインメントコンテンツの売買、共同制作、出資を目的に、世界中から配給会社や放送局、配信会社などのコンテンツビジネスに関わる関係者たちが集まるグローバルフェスタだ。

「天地剣心」を出品したのはドラマの制作会社「恒星引力影視伝媒」。「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」（2022年配信）や「七時吉祥～エンドレス・ラブ～」（23年）、「恋狐妖伝～ファースト・ラブ～（原題：狐妖小紅娘・月紅篇）」（24年）などの話題作を手がけてきた会社で、「天地剣心」はMIPCOMの中国コンテンツセクションで「中国のスーパーヒーロー時代劇」と紹介された。

ドラマの朗報にネット上では、「MIPCOMという世界的トレンドセッターでお披露目になったことはドラマの海外配信により力を入れるシグナル」「『天地剣心』を楽しみにしている視聴者にとって励みになる」「武侠、ファンタジードラマの影響力が拡大すると思う」「チョン・イーがインタビューで話した『武侠文化の推進を図っていきたい』の発言にマッチした」「狐妖小紅娘の月紅篇と竹業篇（『淮水竹亭』）が生ぬるく終わったので、王権篇（『天地剣心』）が巻き返しの決定打」などの書き込みが相次いだ。

10月末から11月初旬の配信に向け動いている「天地剣心」はすでに500万の視聴予約数で大きな注目と期待を集めているが、MIPCOMに出品されたことで人気に拍車が掛かるとみられている。（翻訳・編集/RR）