中国EV、今年は英国市場で飛躍の年に―英メディア

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中国メディアの参考消息は14日、中国の電気自動車(EV)にとって今年は英国市場で飛躍の年になったとする英デイリー・エクスプレスの記事を紹介した。写真はロンドン市内。

中国メディアの参考消息は14日、中国の電気自動車(EV)にとって今年は英国市場で飛躍の年になったとする英デイリー・エクスプレスの記事を紹介した。

記事はまず、「フォルクスワーゲン、メルセデス、BMWよりも中国の車を運転している方が楽しい」と語る比亜迪BYD)車オーナーのコメントを紹介した上で、「BYDの発表によると、英国での9月の販売台数は前年同月比880%増で、英国は同社にとって2番目に大きい市場になった。BYDは先月、英国で1万1271台の自動車を販売し、ランドローバーやミニ、テスラを上回った」と伝えた。

その上で、今年はBYDのほか、欧萌達(Omoda)や傑酷(Jaecoo)などの中国ブランドが英国市場での販売で成功を収め、飛躍の年になったとし、「中国車の魅力とはいったい何なのか。新しい調査によると、英国人の70%が中国車の購入を検討すると回答した」と伝えた。

記事は、中国車の魅力について、「技術の先進性のほか、価格の優位性も軽視できない」とし、BYDのコンパクトEV「ATTO 2」の価格は約3万1000ポンド(約630万円)からで、テスラの「モデルY」と比べて約1万5000ポンド(約300万円)も安く、その価格設定が奏功し、BYDは今年1〜8月に全モデル合わせて2万4333台を販売し、テスラの販売台数2万6951台に迫ったと伝えた。

記事は、「中国製モデルの登場により、欧米の自動車メーカーは価格引き下げを迫られるだろう。消費者レベルでは、少なくとも人々が今、手頃な価格でまともな良い車を手に入れられるようになるのは心強いことだ」とする著名な中古車ディーラーで、モータースポーツのテレビ番組の司会者でもあるマイク・ブルーワー氏のコメントを紹介した上で、中国のメーカーは生産台数が多いためサプライチェーンにおいてコスト効率に優れていること、奇瑞汽車(Chery)の経営陣が、同社のモデルについて、低価格にもかかわらず「高品質」であると顧客に保証していること、BYDが「完全に統合されたサプライチェーン」と「自社バッテリー」開発を誇り、欧米ブランドよりもはるかに低価格で車両を販売していることに触れた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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