日本の温泉で中国人客がボディーソープを浴槽に入れる迷惑行為か―香港メディア

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香港メディアの香港01は9日、日本の温泉で中国人客が浴槽にボディーソープを投入する迷惑行為を行った疑いがあると報じ、日本の温泉で注意すべきマナーなどについて解説した。

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香港メディアの香港01は9日、日本の温泉で中国人客が浴槽にボディーソープを投入する迷惑行為を行った疑いがあると報じ、日本の温泉で注意すべきマナーなどについて解説した。

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記事はこのほど、神奈川県鎌倉市にある稲村ヶ崎温泉の施設内に中国語で掲示された通知が日本のX(旧ツイッター)などで物議を醸したと紹介。通知文によると、今年1月29日朝に中国人男性が他の客から入浴マナーを注意されところ逆上し、ボディーソープ2本を浴槽の中に投入した。男性はスタッフに「中国語以外は話せない」「やってない」などと英語で言い、すぐにその場を後にしたという。

施設側はやむ終えず一時閉鎖し、清掃と湯の入れ替えを余儀なくされたようだ。通知文では「同様の事件の発生を防ぐため」として、タオルを湯の中に入れないこと、湯に浸かる前にシャワーできれいに体を流すことなど、入浴マナーを守ることが呼び掛けられている。

記事は稲村ヶ崎温泉について、「炭酸水素塩冷鉱泉で、非常に貴重な泉質である。平成時代初期から現在に至るまで、世界でもこの泉質を有する源泉はわずか2カ所しか確認されていない。炭酸水素イオンやメタケイ酸の濃度は世界でもトップクラスで、その湯の色が金色を帯びていることから『黄金の湯』とも呼ばれている」と紹介した。


その上で、今回の件は香港のフェイスブックや掲示板サイト「連登(LIHKG)」でも拡散され、香港人の間でも話題になったと説明。実際に寄せられたコメントとして、「本当にひどい」「そんなの聞いたことない。いくら腹が立っても、やって良いことと悪いことがある」「湯の中で排便しないだけ、まだ『礼儀正しい』と言えるのかもしれない」「マナーが悪い客が大勢いるのに、日本の施設は注意書きを貼るだけ。いくら貼ったところであの連中が気にするわけない」「シンガポールのように悪質なマナー違反者には強硬措置を取るべきじゃないか」などを紹介した。

そして、日本の温泉で注意すべきマナーとして以下を紹介した。

1.必ず全裸で入浴すること

日本では、温泉に入る際は全裸になるのが習慣。もし裸での入浴に抵抗がある場合は、水着着用が許可されている温泉施設や、「貸切風呂(プライベート風呂)」のある旅館を事前に探すことをおすすめする。

2.入浴前に必ず体を洗うこと

共同浴場に入る前には、必ず浴槽の外で体をしっかり洗い流す必要がある。体を洗わずにそのまま湯に入るのは、非常に失礼な行為とされている。

3.必ず座って体を洗うこと

洗い場には小さな椅子や洗面桶があり、シャンプーやボディーソープなども備え付けられている。洗う時は必ず椅子に座って行おう。立って洗うと、洗い流した湯が周囲の人にかかって迷惑になる。

4.大きなタオルと小さなタオルの使い分け

温泉では大きなバスタオルと小さなフェイスタオルが用意されている。バスタオルは入浴後に体を拭くためのもの。フェイスタオルは浴槽へ向かう際に体を隠すために使ってもいいが、そのタオルを湯の中に入れては絶対にいけない。不衛生で、非常に無作法な行為とされる。

5.浴槽の中で体を洗わないこと

浴槽の中で体や髪を洗うことは厳禁。シャンプーやボディーソープを湯の中で使うのももちろん禁止。温泉の湯はみんなで共有するものであり、節度を保って利用しよう。

6.髪の毛を湯につけないこと

温泉の湯は体を浸すためのもので、頭まで沈めるものではない。髪が長い人は湯に髪がつかないようにタオルでまとめるなどの工夫をしよう。

7.静かに過ごすこと

温泉では大声で騒いだり、浴槽内で泳いだり、ふざけて走り回ったりするのはマナー違反。静かに過ごし、リラックスするのが温泉の作法。会話をする際も声のトーンを抑えて行おう。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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