SNSへの投稿で富を誇示した米国在住の中国人が最長60年の禁固刑に直面―中国メディア

Record China    
facebook X mail url copy

拡大

中国メディアの中国新聞週刊は21日、SNSへの投稿で富を誇示した米国在住の中国人男性が最長で60年の禁固刑に直面しているとする記事を配信した。資料写真。

中国メディアの中国新聞週刊は21日、SNSへの投稿で富を誇示した米国在住の中国人男性が最長で60年の禁固刑に直面しているとする記事を配信した。

記事によると、米ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所と米国証券取引委員会(SEC)は11日、米ヘッジファンド、ツーシグマ・インベストメントのクオンツリサーチャーだったウー・ジエン被告に対し、通信詐欺、証券詐欺、マネーロンダリングなどの罪で民事訴訟と刑事訴訟を起こしたと発表した。ウー被告は有罪判決を受けた場合、最長で60年の禁錮刑に直面することになる。

2023年、米国在住の匿名の人物が、SNSの小紅書(レッドノート)に、自身の前年の収入が2305万ドルに達することを示す写真を投稿した。この人物は、同じ会社の人間なら見分けがつくかもしれないが「意に介さない」としていたが、投稿は瞬時に拡散し、地元メディアにも注目された。

この人物の勤務先はツーシグマではないかとする推測を受け、同社は社内調査に着手した。同年10月、米国のメディアはこの人物がツーシグマのリサーチャーで中国籍のウー・ジエンだと報じた。ウー被告は当時、会社から停職処分を受けていた。

ウー被告は、ツーシグマのアルゴリズムモデルを操作して自身に2350万ドルの利益をもたらし、顧客に1億6500万ドルの損害を与えた疑いが持たれている。同社は24年にウー被告を解雇し、顧客に損失を賠償したという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携