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21日、毎日経済新聞は、米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が中国の電気自動車(EV)大手BYDの保有株式を全て売却したと報じた。写真はBYD。
2025年9月21日、中国メディアの毎日経済新聞は、「投資の神様」と呼ばれる米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が中国の電気自動車(EV)大手BYDの保有株式を全て売却したと報じた。
記事は、ウォーレン・バフェット氏が手掛ける投資ファンドのバークシャー・ハサウェイが発表した今年1〜3月期の財務報告で、今年3月31日現在でBYDへの投資価額が「0.0」と記載されていたことが分かったと伝えた。
報道によると、バフェット氏は同ファンドを通じて08年9月に香港証券取引所のBYD株2億2500万株を1株当たり8香港ドルで取得。14年間保持した後、22年8月から持ち株を段階的に売却し始めており、25年9月までの間に少なくとも16回売却を行っており、売却益は累計で80億7100万香港ドル(約1500億円)に上るという。
毎日経済新聞は、同ファンドの広報担当者がこのほど、BYD株を全て売却したことを認めたと伝えている。
この件について、中国のネットユーザーはさまざまな角度からコメントを残している。まず多く見られたのは、BYDに対する懸念のコメントで「安さ以外の特徴が見えない」「デザインやプロモーションが時代遅れで、若者向けではない」「技術力は高いのに、PRが下手」「今年に入って成長が鈍化して、経営がボトルネックに差し掛かった」といった意見が見られた。
また、「長期間の保有で得た大きな利益を確定するのは当然の行為」「投資家としては、もうかるうちに引き上げるのが正常な思考」など、バフェット氏の売却行為を賢明な判断として肯定的に捉えるユーザーも目立つとともに、「自分は買い増しする」「これで株価が下がったときに底値買いを狙う」など、逆張りの投資戦略を掲げる人も多かった。
このほか、バフェット氏が何らかの外部情報を持っているのではないかという見方や、「バフェットは厚顔無恥だ。清算するなら(黙って)すればいいのに、なぜそれを公表するのか」といった意見も見られた。(編集・翻訳/川尻)
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