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香港メディアの香港01は20日、日本旅行で知っておくべき「法律のわな8選」を紹介する記事を掲載した。資料写真。
香港メディアの香港01は20日、日本旅行で知っておくべき「法律のわな8選」を紹介する記事を掲載した。
記事は、「春夏秋冬を問わず多くの香港人は日本旅行を好んでいる。しかし、言葉が通じず、土地勘もないため、意図せずに現地の法律に触れてしまう可能性がある」とし、8点の注意事項を挙げた。
1点目は「盗撮」で、「日本ではスマートフォンで写真を撮る時に『カシャッ』という音が鳴る。これは日本における盗撮問題が深刻であるために設けられた防止策の一つである。許可なく日本人を撮影した場合、盗撮とみなされ訴えられる可能性がある。日本で美男美女を撮影したいのであれば、必ず事前に許可を得る必要がある」とした。
2点目は「花を摘み取ること」で、「毎年桜の季節には、多くの香港人が花見や写真撮影のために日本を訪れる。一部の人は桜の木に登ったり、枝や花を引き下ろして撮影することがあるが、花を摘んだり枝を折ったりすると日本の法律に触れることがある」とし、「多くの桜の木は私有財産か行政の所有物であり、(破損した場合は)器物損壊罪に問われ、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性がある」とした。
3点目は「パスポート不携帯」で、「日本の法律では、外国人は訪日中はパスポートを常に携帯しなければならない。もし警察に職務質問を受けた際に所持していなければ、10万円以下の罰金が科される場合がある」とした。
4点目は「酒気帯び運転」で、「日本における酒気帯び運転の基準は香港よりも厳しい。香港の法定限度は血液100ミリリットル中にアルコールが50mgであるが、日本では30mg(0.3mg/mL)で酒気帯び運転とされる」としたほか、「運転者の飲酒を知りつつ車を提供したり、運転を許可したりした場合も処罰の対象となる」と注意喚起した。
5点目は「GPSの見すぎ」で、「運転中にスマートフォンを見ながら走行したことによる事故が多発したことを受け、日本政府は2019年12月1日から新たな道路交通法を施行し、運転中の携帯電話使用に対する罰金や罰則を大幅に強化した。走行中に2秒以上スマートフォンやGPSを注視した場合は罰金の対象となる可能性がある」とした。
6点目は「線路内への立ち入り」で、「線路内に入れば美しい写真が撮れるかもしれないが、事故のリスクがあるだけでなく法律に抵触する可能性もある。この行為は『鉄道営業法』違反として処罰される可能性がある」とした。
7点目は「ゲームセンターの年齢制限」で、「日本の法律では、16歳未満の子どもはゲームセンターなどアミューズメント施設で入店が制限されることがある。16歳未満の場合は午後6時までに退店しなければならないが、保護者同伴であれば午後10時まで可能(地域によって一部異なる)。18歳未満は午後10時以降の入店が禁止されている。子連れ旅行や卒業旅行などでは注意が必要だ」とした。
8点目は「男性だけのプリクラ撮影」で、「日本は痴漢問題が深刻であることは広く知られており、その防止策の一つとして多くの店が男性のみのグループでのプリクラ撮影を禁止している。法律で定められた規制ではないが、店舗のサービスを利用する以上はその規則に従う必要がある。男性がプリクラを撮りたい場合は、最低でも一人は女性に同行してもらうか、男性のみでの撮影が可能な店に行く必要がある」とした。(翻訳・編集/北田)
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