寝台列車で傘をさした女性、その理由に賛否―中国

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中国の寝台列車の車内で傘をさした女性が話題になっている。

中国の寝台列車の車内で傘をさした女性が話題になっている。湖北省のテレビ局・湖北広播電視台の番組「経視直播」が16日に伝えた。

報道によると、当事者の女性は「寝台の下段で横になって休んでいたところ、正面(通路の方)に知らない男性2人が座っていて気まずく感じ、傘で視線を遮った」と説明した。この行為はSNS上で賛否を呼んだ。


中国の寝台列車では客自身が布を持ち込んでカーテンのように周囲に張り巡らせて他の乗客の視線を遮ることも少なくない。

鉄道サービスプラットフォーム「12306」の担当者は「傘などで他の乗客の視線を遮る行為は明確に禁止はしていないが、原則として推奨はしていない」とし、一部に「カーテンを設置してほしい」との声があることについては「安全上のリスクになったり、利用者の昇降を妨げたり、美観を損なう可能性がある」と説明した。

また、プライバシーが気になる場合は乗務員に相談して場所の変更を頼むか、周囲の乗客と相談して対応してほしいとしたほか、カーテンを含むプライバシーを保護するための設備の増設については「関連部門に(要望を)フィードバックする」とした。

中国のネットユーザーからは「傘さしても周囲の客に何の影響もないし、問題ないと思う」「いや、列車が揺れたりして傘の骨が目にでも入ったらどうするの」「これは女性のわがままだろう」「普通に使っていれば何も気まずいことはない。公共の場所なんだからオープンで当然」「正直、カーテンくらい付けてほしい」「視線を遮ると違法分子が何かをしでかす可能性がある」「社会的な需要の変化。男女で寝台を分けることも考えた方がいいかも」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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