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米アップルの「iPhone17」をめぐり、中国メディアの第一財経は15日、「正式発売前から公式価格を下回っている」と報じた。写真は中国四川省成都市内のアップルストア。
米アップルがこのほど発表した最新スマートフォン「iPhone17」をめぐり、中国メディアの第一財経は15日、「正式発売前から公式価格を下回っている」と報じた。
記事によると、今月19日の発売を前に、iPhone17は電子商取引(EC)プラットフォーム上ですでに公式価格を下回る価格となっている。大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ)はiPhone17シリーズに補助を適用し、iPhone17 256GBのクーポン利用後の価格は5099元(約10万5000円)、iPhone17 Pro 256GBは8099元(約16万7000円)、iPhone17 Pro Max 256GBは9099元(約18万8000円)と公式価格より900元(約1万8000円)前後安い。
新製品の発売は中国のECプラットフォームの間にiPhone17ユーザーの争奪戦を巻き起こしており、京東集団(JDドットコム)と天猫(Tmall)は国の補助による500元(約1万円)割引や24回分割払いの無金利サービスなどの特典を打ち出した。うち、京東では予約開始から6時間で200万件を超える予約を獲得したという。
一方、記事は「iPhoneの『転売ヤー』はますますもうからなくなっている」との見方を示し、フリマアプリの閑魚(Xianyu)では15日時点でiPhone17の「転売ヤー価格」がすでに大幅に下落していて、直近7日間の平均取引価格は6099元(約12万6000円)、53%のユーザーが今後の値下がりを予想しているとのデータを伝えた。記事によると、iPhone17の以前の転売ヤー価格は公式価格に2500元(約5万1000円)上乗せされるケースもあったという。
記事は、「ECの角度から見れば、iPhoneは依然として関心を集める商品であることに変わりはない」としつつも「世代が進むにつれ『高級品』としての属性は弱まりつつあり、アップルが価格をコントロールする余地も転売ヤーが価格を引き上げる余地も徐々に狭まっている」と指摘した。(翻訳・編集/野谷)
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