米国は依然として中国人留学生を歓迎するのか―独メディア

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独ドイチェ・ベレの中国語版サイトは7日「米国は依然として中国人留学生を歓迎するのか」とする記事を掲載した。

独ドイチェ・ベレの中国語版サイトは7日、トランプ米大統領が60万人の中国人留学生に米国の大学で学ぶことを許可すると表明したことに関連し、「米国は依然として中国人留学生を歓迎するのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、トランプ氏が8月25日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と会談した際、今後2年にわたり60万人の中国人留学生を受け入れると発言したこと、31日には米保守系ニュースサイトのデイリー・コーラーに対し、中国人留学生へのビザ(査証)発給を禁止するのは正しくないと強調し、今回の措置は小規模の大学に利益をもたらすだろうと語ったことを取り上げた。

その上で、だがAP通信が報じた中国人留学生の顧(グー)さんの体験によると、ヒューストン大学で人文学を学ぶために米国に入国する際、税関で呼び止められて尋問を受けた後、入国を拒否されて中国に強制送還され、5年間の入国禁止を言い渡されたとし、「トランプ氏の発言と税関の対応は、米国への留学を希望する中国人学生を混乱させている。彼らは米国の大学に出願すると同時に、カナダや英国オーストラリアなどの大学にも出願し、起こり得る二つの可能性に備えている」と伝えた。

記事は、顧さんの事件は米国への留学を希望する学生やその保護者に大きな波紋を広げているとし、「留学について相談に来る学生のほとんどは依然として米国を留学先の第一選択肢としているが、同時に他国の大学にも出願する学生の割合が大きく増えている。私は保護者に対し、米国の大学への出願を完了させた後、英国やオーストラリア、カナダなどの大学へも出願するようアドバイスしている」とする進学コンサルタントの話を紹介した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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