米病院がエボラ熱で謝罪、国民から批判と不安「保険に加入しないと命を落とす」「責めるべきはオバマ大統領」

Record China    2014年10月18日(土) 9時23分

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17日、米テキサス州でエボラ出血熱の院内感染者を出した病院が、病院側の過失を認めて謝罪したことが、米国内で高い注目を集めている。資料写真。

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2014年10月17日、米テキサス州でエボラ出血熱の院内感染者を出した病院が、誤診や対応の過失を認めて謝罪したことが、米国内で高い注目を集めている。

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テキサス州ダラスの病院幹部は16日、リベリア人男性のエボラ熱感染を見逃したこと、さらに院内感染者を出したことを謝罪した。リベリア人男性患者の治療にあたった女性看護師2人が院内感染したことがわかっており、米国人がさまざまなコメントを寄せている。

「病院は今回のエボラ熱のケースにどのように対応したかきちんと説明していない。感染する病気に対処するのが彼らの仕事なのに」

「救急医療の看護師として言うけれど、この国にはエボラ熱に対応できる総合病院はない」

「CDC(米国疾病予防管理センター)はへまをやったね。リベリア人患者は特別な施設を持った病院に搬送されるべきだった」

「病院を責めるのはフェアじゃない。まだエボラ熱と診断されていない患者を受け入れたことのある病院はこの国にはなかったんだから」

「アメリカで初めてエボラ熱患者に対応しなければならなかった病院を責めたてるのはおかしい。エボラ熱に対処できると言ったのはCDCとオバマ大統領だけだ」

「病院は過失を認めて謝罪している。どんな過失があったのかを調べて、これからどう対処するべきかを検討することが大事だ。病院を責めているだけでは何も進まない」

「感染した看護師がかわいそうだ。リベリア人の患者は、自分がリベリアから来ていて、そこではたくさんの人がエボラ熱で命を落としているということを大きな声で触れ回るべきだったんだ。看護師たちが回復するのを祈っている」

「今回のことで、アメリカでは保険に加入していない人間は命を落とすってことが明らかになりそうだ」

「テキサスに失望する。アメリカ南部では高度の医療はめったに受けられない」(翻訳・編集/Yasuda)

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